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ルーシーの臨死体験  


体験の内容:

これが私の臨死体験です—(私に起きた奇跡)  

1991年の春、お店で魚を購入してから、自宅に戻りその魚を調理しました。その時は、味に問題があるとは思いませんでした!翌日、体調がすぐれないまま出勤したのですが、普段から胃が弱かったので、我慢しました。しかし、帰宅するころには歩くこともままならず、ひどく具合が悪くなったので、胃腸炎にかかったのだと思いました。女性トイレに駆け込みしゃがみ込むと、いつもの自分らしくなく、泣き崩れたのでした。どうにか家路にたどり着き横になると、夫がずっと看病してくれました。その日は何も食べ物が喉を通りませんでした。

夜通し、浴室にこもりきりとなり、自分は弱虫なんかじゃないと言い聞かせ、助けも求めもせず、毎回這って浴室まで行きました。その晩、下着を13回も替えることになったので、浴室にトイレがあって助かりました。朝が来ると、衰弱して歩くこともできなかったので、仕事を休むことにしました。10年勤務して、一度たりとも休んだことがありませんでしたし、前職でも病欠なんてものを取ることは考えたこともなかったので、今回のことは実に私らしくないことでした。それまでは、病気になっても出勤し、頑張ってきたのです。

午前中、夫が私の体調を気遣って何度か電話を掛けてきてくれ、一度体温を聞かれたのですが、衰弱しすぎて体温を調べる気にもならないと答えたのですが、一時間後、計ってみると40度ありました。夫から再度体温を計るよう頼まれ、折り返し電話が来ました。「大丈夫」と電話越しに答えてから、電話を置くと眠りについたと思っていました。しかし、夫が電話をしても通話中だったので、不吉な予感がしたのか、夫は仕事を抜け、時速180キロで飛ばして戻って来てくれました。

夫が帰宅した時、私はあの世(光の方向)へ旅立とうとしていました。5年前(ちょうど6か月違い)で他界した母と兄が、私を迎えに来てくれたのでした。私に微笑みながら何度も「ルーシー、行こうよ。一緒に楽しもう!」と話しかけるハウディ・ドゥーディーに似た男性が兄であったことに、その時は気が付きませんでした。

赤い髪をしたそばかすのある若い頃のハウディ・ドゥーディーにそっくりな男性が兄だと気づいたのは、臨死体験から一月経ったころでした。私たちはそこにある何千もの魂の間を傷つけないように通り抜けると、一人の少女を見つけました。私が少女の目をのぞき込むと、彼女の魂が見え、少女のことを知っていると確信しました。その少女は私自身であり、私が7歳の時に性的虐待を受け、心の純潔が失われたせいで私のもとを去った少女なのでした。私の子供のころの霊は、あの時以来、何が起ころうとも、自分を愛することがいかに大事であるかを何度となく私に教えてくれようとしてくれたことを明かしました。自分を愛することができなければ、他人を愛することすらできないのです。

母は何も言わず、鏡の中のような場所から私をただ見守っていました。母が生きていた頃よくしたように、母の髪を撫でました。髪を梳きながら、母の髪に触れるのが私は大好きでした。長い時間そうしながら、母に話しかけてもらおうとしましたが無駄でした。今でも、目を閉じ想像するだけで、母の髪の感触を思い出すことができます。2週間ほど経ってから、母が私に話しかけなかった理由に気が付いたのでした。母が何か口にしてしまえば、私は光の方向に進みあの世に渡ってしまう、でもまだ私があの世に行く時ではないことを、母はちゃんと知っていたのでした。母のそばにいられないのは心が痛みますが、私の使命が残っていることを母は理解してくれていたのです。

初めは気づきませんでしたが、私の横に頭巾をかぶり、私の肩に手をのせる男性がいました。その時は彼が誰だか分かりませんでしたが、頭巾をかぶったガイコツの姿をした死神だと思ったので、何年も彼について口にはしませんでしたが、実際のところ、彼のことをあまり気にかけはしませんでした。あれ以来、この頭巾をかぶった存在を見た人達の話をいろいろと読んでみましたが、それでも彼が誰であったのかははっきりとはしません。あの時は、母を想い、母の髪を一心に撫で、一緒にいたいとばかり考えていました。

ベットから転げ落ちるほど強く私を揺さぶる夫のおかげで、目を覚ましました。夫の目を見たとき、憎しみの塊を見たと思ったのですが、後から、私が死んでしまったと思った夫の恐怖心であったのだと考えるようになりました。私の死にひどく怯えた夫は、今でも私の臨死体験の話を聞こうとはしてくれません。

やっとベットから起き上がれるようになると、着替える気力さえなかったので裸のままで廊下と玄関まで這って行き、玄関越しに外を眺めると、今まで見たことがない程の色や美しさを目にしました。5日前の光景とは打って変わり、エデンの園のように見えました。カンザス州では、花々が咲き、木々が葉をつけるのに普通5日以上かかるのですが、私が臨死体験をしている間にこれらすべてのことが起きたのでした。これも、奇跡だと思っています。これらが短期間で起きたことに、本当に驚かされました!体温が40度まで上がってから5日目に病院に行きましたが、脳がダメージを受けることもなかったので、医師は奇跡だと言ってくれました。病院で検査を受けると、生殖器官がすっかりなくなっていることが判明したのです。私は、これを「再生・再出発」だと考えています。 もう一つの奇妙なことといえば、皮膚が赤信号のように真っ赤になったことで、医者もそのような事例は聞いたことがなく、途方にくれました。2週間もすると、蛇の皮のように全身の皮膚(足の裏さえ)が剥がれ落ちたのです。月曜になり職場に戻った時には元気が戻り、3メートルもある大きな樫の木でできた板を持ち上げることができたのです!!!大病から7キロも体重が落ちたことを考えたら、そんなことができるはずはないのですから。職場復帰した時には、体重は44.5キロしかありませんでした。あの体験が本当だと思えるのに何か月もかかりました。理解はできませんでしたが、自分に起きたことが私の人生を大きく変えるものであること感じました。今日のように自分らしくいられるのは、あの体験のおかげです。

私の話をお楽しみいただけたら幸いです。

概要:

性別:    女性