リンダの臨死体験
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体験の内容:

1999年2月5日の早朝にテネシー州で新聞配達の傍ら、アートベルさんのラジオ番組を聴いていました。他の臨死体験者の話を聞けるのは、とても素敵なことです。40年ほど前、私が4~5歳の時に経験した臨死体験の話をした時は、周りから頭がおかしいと言われたものでした。幼い子供がそのような経験をするのは普通でないのかもしれません。

それでも、私が臨死体験をしたのは本当です!!夏になり片親である父が必死に子育てをしていた頃の私は、今で言う鍵っ子でした。父は私が年齢の近い子供たちと遊べるように、よく川へ泳ぎに連れて行ってくれました。

運が悪いことに、川の真ん中には急に深くなっているところがあり、当時の私は泳ぐことができず、何度か浮き沈みを繰り返しながら、死を覚悟したものの、まだ死にたくはありませんでした。次の瞬間、トンネルが現れ、その先には明るい光が見えたのでした。そこには大勢の人がおり、親族であるのが分かりました。二人の祖父もおり、その一人が私に話しかけ、こう言ったのでした。

お前には学ばなければならない教訓があるから戻りなさい、と言われましたが、戻りたくはありませんでした。戻らなくて良かったらどんなに良かったかと思うときもありますが、おじいちゃんの言うことは正しかったようです。私には学ぶべき教訓があったのです。次に、誰かの腕が私を掴んでおり、それは父でした。父は私の命を救ってくれたのです!何度もその体験について話をしましたが、誰もまったく信じてくれはしませんでした!この経験について考え40年の歳月が経ち、今度の4月には私は46歳になります。ご先祖様(もちろん、私が会ったのは亡くなった祖父母、叔母、叔父や親類だったと確信しています。)の言うことは正しかったのです。私には(とても苦労して)学ぶべき教訓が待ち受けていたのです。13年前に薬物中毒を克服してから、自分ではどうすることも出来ない状況により受けた心の傷や怒りを許す術を学びました。私はあの臨死体験から、死とは恐れる必要のないものであり、人は学び成長するためにこの世に生を受けているのだと考えるようになりました。

あの時の体験を思い出すと、涙が溢れてきます。学ぶべき教訓を自分から頼んだ訳ではなかったので、溺れてから24時間はひどく動揺していました。また、臨死体験から、輪廻転生(生まれ変わり)を強く信じるようになりました(何度か夢が現実になることがあり、臨死体験のカテゴリーに入るかは分かりませんが、夢に出てきた場所が、後になって実際にある場所と判明したことがあります。)それから、地球上のあらゆる生命を大事にしたい気持ちが芽生えました。

自分の経験をちゃんと思い出し、分析するのに長い時間が掛かりましたが、あの経験は私にとって大きな影響を与えるものでした。別の言い方をすれば、あれが私の誕生、つまり旅路の始まりであり、臨死体験により今の私は昔とは違う人物である気がしています。“普通”には、もう戻れませんし、社会で“普通”と呼ばれるものにはもうなれないのです。他の方がすでにおっしゃったかどうか分かりませんが、他の臨死体験者の方々も私と同じような“気持ち”を抱くようになったのか興味があります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

概要:

性別: 女性